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研究職の年収は低い?数値から見る実態と年収アップ対策【徹底解説】

今回は、研究職の年収の実態について解説していきます。

研究職といえば、「高学歴」「大学院卒」が一般的で、年収も高いのではないかと思うひとが多いでしょう。

一方で、「高年収といえば研究職」というイメージがないのも事実

実際のところ、研究職の年収は高いのでしょうか?低いのでしょうか?

この記事では、研究職の年収の実態について、政府の統計調査をもとに分析・解説していきます。大学院卒の就職先としても人気で、高年収のイメージが強いコンサルタントとの年収比較も行っていきます。

後半では、研究職が年収をアップさせるための対策についても紹介していくので、ぜひ最後までご覧ください。

研究職の年収は低い?統計調査をもとに分析!

実際のところ、研究職の年収は低いのでしょうか?高いのでしょうか?

まずは政府の統計調査をもとに作成した職業別の年収ランキングを確認してみましょう。

研究職は何位?職種別平均年収ランキング

令和3年賃金構造基本統計調査をもとに作成した職業別の年収ランキング上位20位を掲載します。研究職はいったい何位にランクインしているのでしょうか?

順位職種平均年収(万円)
1医師1378
2航空機操縦士1072
3大学教授(高専含む)1072
4その他の経営・金融・保険専門職業従事者1029
5法務従事者945
6大学准教授(高専含む)856
7管理的職業従事者840
8歯科医師787
9システムコンサルタント・設計者733
10研究者713
11小・中学校教員698
12著述家,記者,編集者695
13大学講師・助教(高専含む)694
14高等学校教員692
15発電員,変電員665
16公認会計士,税理士658
17音楽家,舞台芸術家647
18輸送用機器技術者647
19企画事務員620
20鉄道運転従事者614

「研究者」は、なんと第10位にランクインしています。平均年収は713万円でした。

同調査における全学歴・男女計の平均年収は489万円参考サイト)ですから、研究者の年収は平均と比べると高い傾向にあることがわかります。

研究職の年代別平均年収

職業別の年収ランキング上位にランクインしている研究職。

ここからは、年代別の年収について確認していきましょう。年代別平均年収の推移をグラフに示したのが以下の画像です。参考として、男女計・全学歴の平均年収をあわせて示しています。

令和3年賃金構造基本統計調査をもとに作成。

上の画像を一覧にしたものが次の表です。

年代研究職の平均年収(万円)平均年収(万円)
20〜24歳332320
25〜29歳472396
30〜34歳584448
35〜39歳716497
40〜44歳816532
45〜49歳822555
50〜54歳971588
55〜59歳954580
60〜64歳668435
65〜69歳707361
70歳〜460326

同年代の平均年収と比較すると、30代以降の年代において研究職の年収が1.5倍前後高くなっていることがわかります。一方で、20代においてはそこまで大きな差は見られません

20代の下積み時代を乗り越えることで、研究職はその後の年代で平均より高い収入を得られるということが読み取れます。

ここまでの分析結果をまとめておきましょう。

研究職の平均年収についてわかったこと

世間一般の平均年収に比べ、研究職の平均年収は高い

研究職の年収は高学歴に見合っている?

職種や学歴によらない平均年収と比較すると、研究職という職種の平均年収は高いということがわかってきましたね。

ここからは、研究職という職種の特徴に注目して深堀りしていきます。

研究職の年収は高い?大学院卒者の年収と徹底比較

世間一般の平均年収と比較すると年収は高い研究職。

一方で、同調査の学歴別平均年収の集計結果を見ると事情が変わってきます。

大学院卒者の男女計平均年収は767万円参考サイト)となっており、この値と比べると研究者の平均年収713万円はむしろ下回っています。

さきほどの職業別平均年収ランキング上位の職種には、医療関係の職種の他に、

  • 「航空機操縦士」
  • 「大学教授・大学准教授」
  • 「その他の経営・金融・保険専門職業従事者(経営コンサルタントなど)」

といった大学院卒者が大多数を占めるであろう職種が並んでいます。誰もが認める「高年収」の職種ばかりで、平均年収ランキングの上位にランクインしているのも納得なのではないでしょうか。これらの職種は平均年収が1000万円を越えており、研究職の平均年収713万円は見劣りしてしまいます。

研究職は、大学・大学院で研究の経験を積んだ後に就職するのが一般的です。学部卒業後2年間の研究期間を経て取得する修士号はもちろんのこと、さらに3年の研究を経て博士号を取得している人も多いです。出身大学も旧帝大は当たり前、東大・京大、早慶出身者も珍しくありません。

このような「高学歴」とされる人々が長い研究の下積み期間を経た後に得る収入として考えると、研究職の平均年収に物足りなさを感じる人も多いのではないでしょうか?

研究職の年収は高い?コンサルタントの年収と徹底比較

年収が高いイメージがあり、大学院卒者の就職先としても人気のコンサルタント。

上記の職種別平均年収ランキングにおいて、コンサルタントは4位にランクインしており、その平均年収は1029万円です。

「その他の経営・金融・保険専門職業従事者」が「経営コンサルタント」を含んでいます。

実際、研究職とコンサルの年収にはどれほどの違いがあるのでしょうか?ここからは、研究職とコンサルタントの平均年収を年代別で比較していきたいと思います。

下の画像は令和3年賃金構造基本統計調査から作成したグラフです。

令和3年賃金構造基本統計調査をもとに作成。「コンサル」の年収は、経営コンサルタントを含む「その他の経営・金融・保険専門職業従事者」の項目を使用している。

研究職とコンサルの平均年収を並べてみると、その差は歴然です。20代後半から60代半ばまで、どの年代においてもコンサルは研究職の1.5倍前後の収入を得ています。ともに高学歴の人材が多く、頭脳労働である点に違いはありません。それでも年収としては研究職とコンサルに明確な差が現れているのが実情です。

就活の際に研究職ではなくコンサルのようなビジネス寄りの職種を選んだ同年代が、自分の能力を生かしてバリバリ転職や昇進によって年収アップを実現しているという話を聞いたことがある方も多いでしょう。上のグラフはこれを事実ベースの数値で表した現実を示しています。

ここまでの分析結果をまとめておきましょう。

研究職の平均年収についてわかったこと

大学院卒者の平均年収に比べ、研究職の平均年収は低い

コンサルは研究職よりも1.5倍ほど年収が高い

研究職の年収アップ対策3選

世間一般の平均年収と比較すると年収は高いものの、高学歴の大学院卒者の年収としては物足りなさが否めない研究職。

そんな研究職が年収をアップさせるためにはどのような対策が考えられるのでしょうか?研究職を続けるのか?今の会社に残り続けるのか?3つのパターンに分けて対策を考えてみましょう。

社内で実績を積み、出世を目指す

1つ目は、現職の会社でひたすら実績を積み、上司や会社に評価してもらうことで出世を目指すというものです。少し前までの日本社会における、もっとも一般的な年収アップ法です。

結論、この対策はおすすめできません。いくつか理由を挙げてみましょう。

「現職の会社で年収アップ」をおすすめしない理由
  • 年功序列の組織において、成果に応じた年収の大幅増加は期待できない
  • 評価や収入が上司・会社の意向に左右されやすい
  • 会社の寿命が短い現代において、一社で勤め上げようという姿勢はリスクが大きい

これらの理由はあくまでも一例ですが、多くの日系企業に当てはまるものです。

同じ会社で働き続けていても、年収アップは見込めません。勤めている会社によほどの愛着がない限り、以降で解説する転職を組み込んだ年収アップ対策を実行すべきでしょう。

研究職として年収の高い会社に転職する

2つ目の対策は、研究職として職種を変えずに他社に転職することです。この対策のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

「研究職として転職して年収アップ」のメリット
  • 年功序列の枠から外れた非連続な年収アップを目指せる
  • 現職の実績・スキルを直接的に転職に生かせる

転職による年収アップ対策のメリットの1つは、年功序列による遅々とした年収アップではなく、転職市場の時価で評価される非連続な年収アップが見込めることです。

新卒入社からしばらく同じ会社で働いていると、自身の能力やスキルに対して支払われるべき客観的な年収と、実際に支払われる年収の間に乖離が生じてきます。

転職市場における相場に対して高い給料をもらえているのであれば、年収の観点で言えば転職する必要はありません。一方で、他社から見ればもっと給料を支払っても良いというような優秀な人材でも、新卒入社した会社で働き続けている限りは、実績を出していない同期とほとんど変わらない年収のままです。

転職活動をせずに自身の市場価値を測るのは難しいです。転職をする・しないに関わらず、自身が得ている収入が妥当なのかを知るためにも、転職活動を通して正しい自身の価値を把握しておくことをおすすめします

もう1つのメリットは、現職の実績やスキルをそのまま転職活動や転職後の業務に生かせるという点です。転職後にガラリと業務内容が変わってしまう非研究職への転職(後述)に比べて、心理的なハードルは低いでしょう。

  • 転職に不安がある
  • 研究職を続けたい

という方が年収アップを狙うにはおすすめの対策と言えるでしょう。

「研究職として転職して年収アップ」のデメリット
  • 研究職の範囲内で高年収業種・企業を見つける必要がある
  • 研究職以上の年収アップは見込めない

研究職として転職して年収をアップさせたい場合のデメリットについても把握しておきましょう。

1つ目は、「研究職」という職種の中で高年収な業種や企業を見つけなければならないという点です。「研究職」として、成長分野の業種(IT関連など)にピボットできれば良いですが、専門分野によっては難しい場合も多いでしょう。その場合、同じ業種の中で年収の高い企業を見つける必要があり、そもそもの転職先候補がかなり少なくなってしまう点には注意が必要です。

また、研究職として転職を目指す以上、研究職としての一般的な年収から大きく逸脱した高収入を得ることはまず不可能です。ここまで解説してきたように、研究者の平均年収は713万円で、大学院卒者の平均年収767万円を下回っています。「研究職」の範囲内で転職先を探す場合、この平均年収から想定される年収レンジに収まることになってしまいます。

研究職としての一般的な年収に不満がある場合は、転職活動において他の職種についても候補に入れる必要があります。

年収の高い非研究職に転職する

3つ目の対策は、年収の高い研究職以外の職種への転職です。

研究職の範囲に限定した転職活動には、

  • 転職先が限られる
  • 研究職という職種から想定される年収レンジにとどまる

というデメリットがあることを説明してきました。

転職活動において、「年収をアップさせる」ことを目標とするのであれば、研究職以外の職種についても検討することを強くおすすめします。その理由は以下のとおりです。

年収アップ実現に向けて研究職以外も候補にすべき理由

年収アップを実現できる転職先候補数が圧倒的に増える

研究者の平均年収は、大学院卒者全体の平均年収以下

まず第一に、研究職以外にも視野を広げることで、年収が上がる可能性のある転職先候補数が格段に増えます。そもそもの求人数が少ないと言われる研究職の範囲内で、自身の技術的背景にマッチした求人を見つけることはかなり難易度が高いです。時期や運にも左右されるため、確実に年収アップを目指せる転職先を探すのであれば、研究職以外も候補に入れるべきでしょう。

また、研究職の平均年収が大学院卒者全体の平均年収以下である以上、年収アップを目指したいのであれば他の職種を目指すのが自然な流れです。大学院卒者全体の平均年収が研究職より高いということは、大学院卒者が選択するような職種であれば、多くの職種で研究職以外よりも稼げるということになります。

新卒の就活において、研究室の生活からなんとなく研究職に就いてしまったという方も少なくないでしょう。もう一度、上記の研究職とコンサルタントの年代別平均年収比較を見てみましょう。このまま研究職を続けた場合、今後の人生でこれだけ大きな収入の差がつくことになります。今後のキャリアアップ・年収アップを目指してキャリアを見直したいのであれば、研究職以外の選択肢が有効であるということを頭に入れておきましょう。

研究職から高年収職へ!おすすめ転職エージェントを紹介

ここからは、研究職からコンサルタントのような高年収職種への転職を実現するためにおすすめの転職エージェントを紹介していきます。

今回紹介するサービスはどれも無料で利用することができます。気になるサービスから積極的に活用してきましょう。

「なんで無料で利用できるの?あやしい!」

と思われる方も心配ご無用。転職エージェントは、通常企業側から紹介料を受け取るため、求職者側からサービス利用料金を受け取らないシステムとなっているのです(例外もあります)。

アクシスコンサルティング

出典:アクシスコンサルティング

高年収職の代表格であるコンサルタントへの転職を目指すうえで外せない転職エージェントが、「アクシスコンサルティング」です。

現役コンサルタントの転職支援数No.1の実績をもち、そのノウハウを生かした未経験からコンサルタントへの転職にも力を入れています。

アクシスコンサルティングの特徴の1つは、平均サポート期間が3年と比較的長いことです。一度の面談・転職で利用者との関係を終わらせることなく、中長期でキャリア形成をサポートしてくれます。

初めてのコンサルティング業界への転職は、転職活動後も何かと不安に感じることが多いでしょう。業界を熟知しているアクシスコンサルティングのサポートを拠り所にすれば、あなたの転職活動・転職後の中長期スパンのキャリア形成の心強い味方となってくれるはずです。

「アクシスコンサルティング」はこんな人におすすめ

コンサルティング業界の転職を熟知したエージェントを利用したい

未経験のコンサルティング業界への転職に不安がある

中長期スパンのキャリア形成を見据えた転職をしたい

公式サイトはこちら

アクシスコンサルティング

JACリクルートメント

出典:JACリクルートメント

「JACリクルートメント」はミドルクラス〜ハイクラス向けの転職エージェントです。質の高い転職サービスとして有名で、2019〜2022年の間、4年連続でオリコン顧客満足度No.1に輝いています。

ミドルクラス〜ハイクラスを対象としていることもあり、転職して高年収を目指したい研究職の方にはぜひ利用してほしいサービスです。

求人検索で見つかる案件以外にも、登録後の面談の際に非公開求人を案内してもらえることがあります。高年収求人に興味のある方はぜひ登録・面談してみてください。

「JACリクルートメント」はこんな人におすすめ

ミドルクラス〜ハイクラス求人に興味がある

転職して年収アップを目指したい

非公開求人にアクセスしたい

公式サイトはこちら

JACリクルートメント

まとめ

今回は、研究職の年収の実態と年収アップ対策について、政府の統計調査をもとにしたデータを使って解説してきました。

【まとめ】研究職の年収の実態
  • 研究職の平均年収は713万円で、全体の平均年収489万円よりも高い
  • 研究職の平均年収は、大学院卒者の平均年収767万円を下回っている
  • 大学院卒者に人気のコンサルは、研究職のおよそ1.5倍の年収

これまでなんとなく持っていた、研究職の年収の実態がつかめたのではないでしょうか?

この現状から、年収アップを目指したいと考えるのかどうかは人それぞれです。

「全体の平均年収よりは高いみたいだし、このままでいいかな」

「大学院卒者の平均年収より低いなんてありえない!」

「今はそこそこの収入があるけど、不景気で研究職の待遇が悪くなることもありそう。。。」

所属する会社の業績や方針、業界動向によっても判断は異なってくるかと思います。

どのような判断が適切かというのは、自分ひとりで考えていても時間が過ぎるばかりです。その道のプロである転職エージェントをうまく活用して、まずは転職すべきかどうか?の客観的な意見をもらってみましょう。

以下の記事も参考にしてみてください。