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キャリア

「研究職、つらい」と思った時に考えてほしい3つのこと

「研究職、つらい」

そう思ったことはありませんか?

日々の研究やもろもろの雑務に追われ、思わず「つらい」と感じてしまう方は少なくないでしょう。

筆者自身も研究職として企業で働き、つらいと感じたことがある内の1人です。つらいと感じる状況下においても、その原因と向き合うことで、今では研究の職から離れ、ポジティブな気持ちで日々を送っています。

今回は、そんな筆者の体験談も踏まえつつ、研究職で働いていてつらいと感じている人に考えてほしい3つのことについて紹介していきたいと思います。

「研究職、つらい」と思ったときに考えてほしい3つのこと

今の仕事に向き合った上で、同僚や上司、人事に相談する

まずは、現在の自分の仕事に向き合ってみることからはじめてみましょう。具体的には、以下のステップを踏むことが有効です。

「つらい」に向き合う、4ステップ
  1. 何がつらいのかを考えてみる
  2. 取り組み方を見直してみる
  3. 雑談程度から身近な人に話してみる
  4. 上司や有識者と相談してみる

何がつらいのかを考えてみる

「つらい」と感じているのは、研究が行き詰っているからでしょうか?人間関係がうまくいっていないからでしょうか?それとも、会社員としての将来のキャリアに不安があるからでしょうか?

「つらい」と感じる原因を突き止めることで、講じるべき対策が見えてきます。具体的でなくても構いませんし、ひとつの原因とも限りません。今よりも一歩、「つらい」と感じる原因の輪郭をくっきりさせることができればOKです。

取り組み方を見直してみる

「つらい」と感じる原因が少しわかってきたところで、何らかの改善が見込めないかどうか、日々の物事への向き合い方を見直してみましょう。

研究・仕事に関する悩みであれば、

  • 時間の使い方(削れる雑務はないか?残業時間を増やす・減らすという調整ができないか?)
  • 研究に取り組む姿勢(のめり込みすぎて視野が狭くなっていないか?逆に、もっと時間を投下することが必要ではないか?)

を一度見直してみると良いでしょう。

会社における人間関係に問題があるのであれば、部署異動を打診してみるのがおすすめです。

「組織の都合もあって、なかなか実現しないのでは?」

と思うかもしれませんが、真剣に相談すれば案外聞いてもらえるものです。筆者自身、退職を考えていることを上司に伝えた際には、部署異動で解決できないかと上司の方から提案されました。部下に辞められてしまうよりは、部署異動で一件落着となった方が会社としても都合が良いでしょう。

将来のキャリアに不安があるという方には、情報収集がおすすめです。「何となく不安」という状態を放置してしまっている自分に活を入れ、積極的に情報を取りに行って今後の時代の変化に少しでも対応できる自分になっていくことが重要です。

情報収集の手段は、まずは簡単なネット検索等で十分です。会社・業界内の情報など、より個別的な内容に関しては次の項目で述べたいと思います。

雑談程度から身近な人に話してみる

「つらい」と思う原因をもとに、取り組み方を見直す過程や、見直した後に有効なのが、他人に相談することです。自分の中にある情報や、ネット検索程度の情報で解決できることには限界があります。

「人に相談する」ことに抵抗を感じる人もいるでしょう。特に、弱みを見せたくない性質をもつ男性は、「これくらい、自分でなんとかできる」と思い込んでしまう傾向があります。その結果、抱え込みきれなくなって体調・メンタルを崩してしまう人は少なくありません。

「人に相談する」ことを大げさに考える必要はありません。まずは「相談」ではなく「雑談」程度で良いのです。また、「雑談」相手は誰でも大丈夫です。家族でも友人でも、同僚でも構いません。話しやすい人と、「つらい」と感じていることのうち、話しやすいトピックから雑談すれば良いのです。その中で、新しい気づきや、相談する上でより適切な人物が明確になっていくことでしょう。そのときには、相談したいトピックについて人と話すことへの抵抗が若干薄れているはずです。この段階で、次のステップに進んでみましょう。

上司や有識者と相談してみる

「つらい」と思っている事柄を人に話すことができるようになったら、より具体的な解決へのステップに踏み出しましょう。

業務や会社の人間関係に関する問題であれば、上司や人事に相談することが有効です。すでに述べたように、忙しい上司や人事であっても、退職を考えるのと同等の内容であれば、親身になって相談に乗り、ともに解決を目指してくれるはずです。

研究の学問的な内容であれば、その道の社内外の有識者に相談することを検討してみましょう。自分でコンタクトすることが難しければ、上司や同僚のコネクションを活用できないか考えてみましょう。個人では難しくても、会社の力・ネームバリューを駆使することで案外実現できることは多いものです。

将来のキャリアに関する不安の場合、社内で解決することは難しい場合があります。というのも、同僚や上司はその状態で満足していたり、自分よりも残りの会社員人生が短いといった理由で、自分が求める情報や解決策を持ち合わせていない場合が多いからです。そんなときは、別の業界・職種を選んだ大学・大学院時代の先輩や友人(複数人)に話を聞くことが有効です。普段付き合いのある会社内外の狭い人間関係の中では得られない、将来への洞察が得られることでしょう。また、転職エージェントのような、業界内外の動向に詳しく、今後のキャリアに関するアドバイスをしてくれる存在と話をしてみるのもおすすめです。会社や業界の外側から俯瞰的な視点でアドバイスをしてくれるので、普段得られない気づきを与えてくれるでしょう。筆者自身、具体的に転職を考える前から複数の転職エージェントに相談させてもらいました。もっと早く活用していれば良かったと感じるほど有意義な面談で、自身のキャリアを見直す参考材料とすることができました。

趣味や副業をはじめてみる

仕事に真正面から向き合うのも大切なことですが、別の目標や息抜きの手段を見つけることも考えてみましょう。研究以外に時間を使いたいと思うこと・打ち込めるものを見つけることで、「人生は研究だけではない」という当たり前のことに気づくことができるようになります。

そこでおすすめしたいのは、趣味や副業です。それぞれ特性が異なるので、どちらを選ぶべきかの基準を示しておきます(もちろん、両方もOK)。

趣味?副業?どっちを選ぶ?
  • 「仕事」モードから明確に気持ちを切り替えたい → 趣味
  • 本業以外の可能性を見出したり、収入アップ・将来的な独立に繋げたい → 副業

本業以外の時間を何に当てるかは、もちろんあなたの自由です。「副業ブーム」という流れもありますが、余暇時間は割り切って趣味に当てて、仕事は本業の時間に集中するという考え方も、個人的には大正解だと思います。

とはいえ、「趣味ではなく副業派」の筆者としては、そのメリットもお伝えしておきたいところ。筆者自身、自身の研究職としての仕事になかなか意義を見出だせず、将来のキャリアにも漠然とした不安を抱えていたときにはじめたことが、「転職活動」と「副業」でした(転職活動に関しては次の項目で述べます)。「副業」のメリットは挙げればキリがありませんが、特に筆者が実感したことを列挙してみます。

  • 収入が増える
  • 研究で培った能力を本業以外でも生かせる
  • 研究以外の能力が身につく
  • 研究以外の職業の選択肢が増える
  • 会社で働く以外の選択肢が増える

収入や選択肢の増加は心のゆとりにもつながります。研究がうまくいかず、仮に本業を投げ出したとしても生きていけるという感覚を得ることが出来ます。

趣味や副業をはじめることで、研究に集中し、狭まっていた視野を広げてみてはいかがでしょうか?

思い切って転職活動してみる

本業において、やれることはやった。

趣味や副業には興味がない、本業から逃げて目を逸らしているように感じる。

そんな方は、思い切って転職活動をしてみましょう。筆者自身、転職活動をしてみたことで、会社の中では得られない情報を得ることができ、キャリアへの考え方を見直すことができました。

研究職は、決して流動性が高い職種ではありません。周囲で転職した人や、中途入社の人が少なく、転職は遠い世界の話と思っている方も少なくないでしょう。

とはいえ、転職が一般的になりつつある昨今、研究職も例外ではありません。筆者の周囲でも、優秀な人ほど、会社の中の出世だけを目標とせず、自社に見切りをつけて去っていく人が多かったものです。研究職も転職する時代がすでに訪れているのです。

また、研究職に固執する必要もありません。個人的には、研究のバックグラウンドをもつ人は、研究や関連する設計のような職種に限定せず、もっと他のステージで活躍するべきだと思っています。これに関しては他の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

JTCの研究職が今すぐ転職すべき5つの理由 JTC(Japanese Traditional Company):日本の伝統的企業に勤める研究職が今すぐ転職すべき理由について、5つ...

転職活動は、自身のキャリアの立ち位置を知る活動です。人生100年時代、生涯同じ会社で働くこともなければ、同じ研究職という仕事を続けられる人はほとんどいないでしょう(自分がそうしたくても、ほとんどの会社には寿命が来てしまいます)。今すぐに転職を考えていない人でも、差し迫ってからあわてて転職活動しなくて済むように、「転職活動デビュー」しておくことをおすすめします。

まとめ

今回は、「研究職、つらい」と思ったときに考えてほしい3つのことについて解説してきました。

  1. 今の仕事に向き合った上で、上司・人事に相談する
  2. 趣味や副業をはじめてみる
  3. 思い切って転職活動してみる

一番おすすめできないのは、「今と同じ行動・考え方を続けること」です。これでは何も変わらず、漠然とした不安や、「なんとなくつらい」という状態が続くだけです。

今回解説した内容を参考に、あなたにできる一歩から変えていってみてはいかがでしょうか?